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鎌倉から祈る

2011年4月11日、鎌倉で東日本大震災 追善供養 復興祈願祭が行われました。
鎌倉中の宗教者、400人を越える方たちが鶴岡八幡宮に集まりました。一般の参加者も1万人もいたそうです。青山のサロンで一緒にアロマをやっていた友人が駆けつけてくれ、私もその中にいました。

折りしも段葛は満開の桜。少し薄曇りの空は、春だからあたりまえだけど、こんなときだと、なんだかさびしげに思えたりします。でも季節が巡ると花は咲くものだ、と改めて思いました。
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八幡様の入り口近くでは、既に托鉢僧が。神社でお坊さん、です。今日の会があるからこその風景。
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復興祈願祭は、舞殿に八幡宮の神職はもちろん、僧侶、司祭も上がって、それぞれの祈りを捧げます。
最初に八幡様の神職の方たちが神道らしい儀式を粛々と。そして参拝者に四方祓いを。
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お坊さんたちは、お経を朗々と唱えて、その声は本当に胸に響くものがありました。数百人の読経ですから。
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司祭様の祈りの言葉は、今の私たちの言葉そのものなので、シンプルに感動しました。誰のために、何のために祈るのか、この時間があったからさらに深く心に刻まれました。
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大銀杏の脇では、千羽鶴を折る人たち。
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そして、段葛を一直線に由比ガ浜へ向かいます。砂浜に続々と宗教者が移動します。このころ、福島沖の地震があって浜も揺れたのですが・・・。
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整列するお坊さん。お焼香台の向こうに並ぶ神職。海に向かって手を合わせる人の波。すごい光景でした。
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今回はひとりで参加ではなく、呼びかけに応じて来てくれた友人と一緒でした。いつも心強いメッセージをくれる人たちなので、今ここで自分ができること、やるべきことにも、指針をもらえたように思います。
若宮大路を海に向かう途中で見つけてもらった虹。うっすらですが、間違いなく虹、です。
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こうした八幡様での宗教を越えた祈りは、鎌倉時代の国難のときに行われたという記録があるそうです。温故知新。
地震も、原発の事故も、なにひとつ終ってはいないけれど、ひとの気持ちは自分で区切りをつけられるものだと思うのです。まだ揺れるなら、その揺れの反動を利用して、新しいことに着手していくときなのかな、と考えたりしています。


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カミもホトケもあるもんだ

最近の日本には、神様はトイレにしかいなくなったと思っていた。みんながそう歌ってたもの。でも私は♪トイレには~それは~それはきれいな~おばあちゃんがいるんやで~♪♪と歌って、そこにも神はいなかった。

閑話休題。
東北沖の地震発生から1ヶ月、4月11日。
鎌倉の寺社、教会は、宗教宗派を越え、鶴岡八幡宮で宗教、宗派を越えて、共に祈りを捧げます。
東日本大震災 追善供養 復興祈願祭
詳細はこちらに。

震災後に、鎌倉はこんなにお寺があるのに、なにをしてるのかね、観光寺だから祈りもなにもないんじゃない、とか言っていたら、ごめんなさい。ちゃんとそうした思いをつないで実行をされている方たちがいました。すごい、すばらしい企画だと思います。

14時半から鶴岡八幡宮で追善供養、順次、それぞれの宗教のスタイルで供養、祈祷を捧げるそうです。
その後、段葛を托鉢して由比ガ浜まで移動して、15時50分ごろからは由比ガ浜で祈りの時もあります。
どこで参加しても。鎌倉に来られないかたは、ご自分のその時の居場所でも、祈れます。Uスト中継の話もあるみたいだけど、そのあたりはどうかしら?

この日は月曜日なので、鎌倉の飲食店さんはお休みのところも多いんです。でも計画停電や江ノ電の運休でつらい中頑張っていたお店がたくさんあるので、是非是非鎌倉で祈って、おいしいものを食べて、東北のお酒やワインを飲んで帰ってください。おすすめしたいところはたくさんあるのですが、美味しいとこでは、鎌倉駅近辺は畔家、オシノ、コマチーナ、長谷はエッセルンガ、七里の花野や、腰越のロアジは月曜もやっているお店です。おすすめ。

アメリカで2005年に起きたハリケーンカトリーナの被災地で行われた2周年式典では、キリスト教の様々な宗派、仏教、イスラム教、ユダヤ教の司祭が集まったそうで、それに参加した友人がその感動を伝えてくれました。鶴岡八幡宮の大銀杏が強風で倒れたのは去年の3月10日。4月11日に寄附をしてくださった方には、この大銀杏の芽吹きをイメージした若草色のリボンが配られるそうで、それを作るボランティアも始動しているとか。鎌倉リボンプロジェクト

おもしろくて、おいしくて、頼もしくて、すてきな鎌倉。

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