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戦い終わりて日が暮れて・・・

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マーケティングの用語は、戦闘用語が多い。
そもそも、
strategy 戦略
tactics 戦術
target ターゲット
ね、ターゲットなんて、標的、だ。銃を構えて打ち抜くのである。コワイね。

私が仕事を戦い的に、勝ち負けで考えてしまいがちなのは、どうしてもこうした20世紀型のマーケティング、アドバタイジングのパラダイムにつかって仕事をしてきたからなのかもしれない(と性格を無視して言ってみる)。
インターネットだって軍事のために開発されているから、今世の中にあるものは、戦争と切り離せないらしい。

最近は私自身、ホリスティックという概念を知り、マーケティングにもそれを冠する概念を提唱する人が増えているのを見るようになったので、昨年くらいから広告論、マーケティングコミュニケーション論の講座の終わりごろには、ホリスティックマーケティングの話をするようにしている。
あまり細部に拘ると、ロクな案にならない。全体を見れば、社会や環境との関係性にも気づき、大きくて楽しいプランになる、と思うから、特に今の学生たちには強調したい概念だ。
実際には、プランニングは細部にこだわり、個々のメディアや実行策の意味や特質を十分理解した上で組み合わせ作り上げる。でもプランができたときに、ぞの「全体像」はどのようになっているのか、その「全体」が醸し出し伝えるものはなんなのか。部分だけを見ていては見えなかったものが、きっとあるはずだ。それが見えないプランは、意味がない、とも言える。

結局ホリスティックって、そうむずかしくなく、こうしたこと。

閑話休題。
この12月は、たくさんイベントがあった。
いつものようにバッチフラワーやアロマの勉強会や相談会、取材したり取材されたり、原稿書いたり、試験やレポート採点したり、教えに行ったり、教えてもらったりがあった。
そして、その合間、最初の週末には、鎌倉のカフェ・リエッタを借りて、2日間だけアロマとハーブの店を開いた。
先週の日曜は、日本ホリスティック医学協会で1年間取り組くんできた、「脳の健康」の連続講座第3回、最終回が終わった。
23日には、辻堂のecomoさんのキャンドルナイトの協賛イベントを手伝った。
予定していなかった、ソーシャルビジネスネットワークの会合に参加もしたし、シュタイナーの特別講義も聴くことができた。銀座で鎌倉の風景写真を見たり、横須賀で薬石湯にも入った。立ち飲みワインバーで新しいお友達もできたり。飲み会も久しぶりに多い期間だったなあ。

こんなばらばらに見える毎日でも、何故かイベントで思わぬ人と再会したり、その人が昔知った繋がり以外でも繋がっていることを知ったり、新しい知見に出会うことがあったり、古い記憶を呼び覚ますことがあったり、結局ばらばらじゃない、ってことがあとでわかる。
毎日なにかを意思決定して、いろんなことをやってみているのだが、結果的に後で振り返ると、全体像がくっきり見えることがある。この年末はこんな気分。

昔だったら、頑張って頑張って、いろんなことにケリがついたタイミングだと思うと、「勝った!」とか言っていた気がするが、今出る言葉は、「ありがとう」に変わっている。
20世紀の戦闘パラダイムを脱して、21世紀の融合パラダイムに乗れてきたのかもしれない。

こうして、一体何が本業ですか、とか、毎日何をしているんですか?と聞かれてしまうが、要は日々こうしたことをしています。
そして、来年も同じようにやっていくことと思います。私のなかでは、ばらばらではなく、ひとつのつながりの中のことだから。

残り少ない2010年、いろんなものを片付けながら、来年への英気を養おう。


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