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焼売といえば・・・

「崎陽軒!」というのはわが夫。私は「揚子江」である。子どものころはよく母に連れられて銀座の並木通りの店に行っていたが、火事のあと再建まで時間がかかり、次に行くようになったのは会社に入ってから、ひとりランチになったときに、少し足を伸ばしたものだ。その後また銀座店はなくなり、今は神保町のすずらん通りの店だけ。

今日は市ヶ谷を終えて、朝から神田で行われているバッチフラワーのシンポジウムに急ぐ。遅刻しているのだが、そこはやはり母校の町、いや揚子江の町なので、しっかりランチとして、揚子江の焼売と上海焼きそばを注文して平らげてからにすることに決める。焼売は嵩高、細長い円柱形で、あんはくさみがなくしっかり豚肉の味が、薄いけれど味わいのある皮に包まれている。上海焼きそばは柔らかい方を注文。東京の中華料理屋の中ではもっともメンが細い(私が知るところでは、四谷の嘉賓のオイスターソースの焼きそばより細い)のだが、それがシンプルな豚肉細切りとタマネギともやしだけのトッピングととても合う。なつかしかったー!おいしかったー!!
ということで、すっかり遅れたがバッチの会場に。シンポジウムは、これまでの中で最も充実していたと思う。その後のバッチ教育プログラム講師の集いとお食事会も参加して、いろいろなことがとても楽しかった1日が終わる。

*母校の講堂はきれいになったが、この一角は出版社と学校が建ち並んでいるので、不思議なほど変わりがない。
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鈴木理策 『熊野 雪 桜』

東京都写真美術館で,予定していなかった企画展に入った。
『熊野 雪 桜』というタイトルにひかれて。

写真は目で見るものではなくからだで感じるもの、という解説が
かかっていた。
写真もすばらしく、また、えっ、という意外性のあるものもあり、
いろんな点でこんな写真展は初めてだったので、とても感動した。
確かに視覚からではなく、どこかともなく感動が押し寄せる。
五感で忘れられがちな皮膚感覚とかも動員されて。

1枚の写真の写真家では終わらない、アーティストの存在を
感じて、目的としていった「昭和・写真の1945-1989」を
忘れるほどだった。
今週末の日曜までなので、まだ見ていない方に予見を
与えないように、今日はここまでしか書かない。
都立写真美術館2階展示室にて。10月21日まで。

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名残りの茶事

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時は10月。お茶の暦では、名残りのとき。ということで久しぶりのお茶事のお誘いに、喜んで出かけてきました。お茶事といっても、お客様ではなく今回は亭主側。土風炉があるので、それにうろこ灰をという、お茶室の主のご趣向を中心に、前日には役割分担とお道具組みにも加わらせていただく。当日も朝から集まるので7時には着物を着て鎌倉を発つ。終わった後は後で、道具類を丁寧に片付けるが、最後のお仕舞いは翌日以降の主の作業が一番手間がかかるので、私たちはあまり大変ではない。茶道はお茶室があって、お道具が揃っていなければできないから、道楽とはまさにこのこと、と実感するが、考えてみると現代人にはこれだけの時間を捻出するほうが難しいと思うし、このような機会にお誘いいただいて参加できたというのが最も道楽な休日の過ごし方といえる。

で、肝心のお茶事は・・・。
主菓子は「栗粉餅」。お製は虎屋。栗のきんとんの中には、求肥に餡が包まれたものが入っていて、手のこんだ作り、もちろん味わいも複雑で幸せになる。このお菓子は季節ものなので10月31日までしか販売されない。お菓子さえも出合いのものだなあ。このおいしいお菓子と柳櫻園「初昔」の濃茶に至るまでに、お炭の沈香の香りで嗅覚を、そして鱧と松茸のお椀で味覚を十分刺激して、なんて、本当に至福だ。(お茶事といっても、結局香りと食べ物に気が行くわたしだ・・・)

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お掛け物は、「紅葉白露秋(こうようびゃっこのあき)」不徹斎宗匠の筆によるもの。風炉も中置で、つまりもうすぐ冬、炉が開くことを知らせている。それは前年に口切した茶が終わるころ、だから名残りという。常に季節を感じながら友に気遣い、楽しい時間を共有するお茶は、実は最も贅沢な「心の道楽」かも。

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知り合って9ヵ月から27年まで

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おみやげにいただいた、お花。1月に初めて出会って以来、頻繁にお会いしているK子さんが庭のハーブで作ってくれたもの。中心にある大きい方のピンクのバラは「オーバーナイトセンセーション」。とてもきりっとした良い香りの花だ。向井千秋さんとディスカバリー号に乗って宇宙で開花したことでも有名。この周りに、ローズマリー、ラベンダー、レモンバーム、ミント、さらに紫蘇などが盛られていて、とにかくすてきな「香り」をいただいた。うちのオフィスは、精油がたくさんあるのでそれだけで良い香りなのだが、今日はこのハーブたちのおかげでさらに清々しい。それはK子さんと過ごした楽しい時間が残した香りでもあるからだろう。

その香りの記憶をとどめつつ、お台場へ。昔の上司Y子さんの還暦祝いのパーティーだ。前の会社の集まりなので、当然知った人ばかりのはずだが、中途入社で小さい部門配属だった私は、なかなかそういう場に行くのは緊張を強いられる。あにはからんや250人もの大会場での会なので、さっそくちょっとでも親しい人を探してその影に紛れたりしてみる。
でもそこで私を昔に戻してくれたのは、Y子さんと会社との歴史をまとめた映像が流れたとき。なぜなら、そのなかでは昔からのTVCMが続々流されたからだ。会場内にも、懐かしさに浸る空気が漂う。しかしあれらのCMをすべて知っていたのは、あれだけ会場にいた多くの人の中でもY子さんと私だけに違いない。作ったときの苦労や、その前後にあった様々なトラブルから楽しかったことまで、いろんなことが記憶のなかに呼び起こされた。音と映像は、記憶とともに感情を揺さぶるものだと、改めて思う。先週の講義は広告の機能と役割のパートだったのだが、そのとき短期の記憶にとどまる広告の効果だけでなく、思い出とともに長期の記憶に残る広告の役割についても、もう少し熱く語っておくべきだったか。

さらに、お開き後数名で銀座でもう1杯。それこそ27年のお付き合いになるN先輩を筆頭に、今は皆違う仕事をしているが、何故か公に私に関係は続いている人たち。最近滅多に飲まなくなったバーボンを飲んだが、その香りも、今夜の出会いも、また新鮮に感じるから不思議。
心地よい記憶は、香りや味、映像や音とともにさらに印象深く残るものなのだ、と実感。


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J-WAVEが20年

J-WAVEが開局して、昨日で20年めに入ったそうだ。
開局時に番組提供をしていたが、ラジオCMの審査が厳しいのでJ-WAVE用だけに作ったり、番組も会社に似合わないクラシック番組をしたりといった苦労も、そんな昔かと、感慨深い。
今はオフィスの仕事のお供で、気軽に聴けるステーションになった。スノッブな選曲が多く、英語交じりのCMだらけの当時とはうって変わって、J-POP中心のカジュアルな局、という印象。さらにメディア環境が変わったので、目の前のPCでネットを使えば、気になった曲は曲名がわかり、ヘッドラインだけのニュースも内容をグーグルニュースで詳細に読める。
先日はラブソング専門チャンネルのSUONO DOLCE(※初回視聴時にプロフィールを聞かれる、というのは、うまい仕組みだ。)のスタジオを見せていただいた。ちょうど20年前くらいから落ち込んできていたラジオ界は、今やインターネットを駆使して新しい流れにあるようだ。

朝日、読売、日経の提携のニュースにも、驚きは感じないが、メディアへの興味は明らかに昔とは形を変えて面白さをかきたてる今日この頃。

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