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5月の香り①ローズガーデン

薫風、とはまさにこのこと。バラの香りに誘われて、陽光のなか神代植物公園のローズを見にでかけた。

ご自身もバラを育て、その庭が雑誌の表紙を飾ることもある常松たけしさん(日本ガーデンデザイナーズ協会理事)がガイドをしてくださる贅沢ツアーである。冒頭、「ルーペを使ってみると、今まで思っていたバラと違う姿が見えたりしますよ」とのことだったが、生憎ルーペは持ち合わせず。でも「今日は是非よく見て、嗅いで、今までの固定概念を変えてみたりしてくださいね」との言葉に、早速目の前に広がるバラたちが、突然高貴なもの、というより、近しいお友達のような気になってガーデンに足を踏み入れる。香りのあるものないもの、甘いもの、爽やかなもの。アロマセラピストにはたまらない香りの小道をひたすら花に鼻をつけつつ進むから、バラの触感はお友達というより、赤ちゃんの頃の娘のほっぺのよう。

と、前置きはさておき。今日は写真集である。

天候やタイミングもあり、すべてが同じタイミングできれいに咲くわけではない。つぼみのもの、開いたもの、開ききったもの、さまざまあるが、この花はもっとも「状態がよく」、まだ朝露もちょっと残っていた。昔は「死のバラ」と呼ばれあまり栽培されなかったという青バラだが、今はファンも多く、さまざまな種類があるそうだ。
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ブルーバユー(モダンローズの四季咲き・フロリバンダ(F)系)。とってもきれいに撮れて、びっくりの一枚!

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ロイヤルハイネス(やはりモダンローズの四季咲き・香り高いハイブリッドティー(HT)系)  ロイヤルハイネスはこの淡いピンクの姿どおり、淡いフルーティーな甘い香りがすてき。

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ピース(HT系)  つぼみの色からは想像ができない花が開く。バラの不思議さをその爽やかな香りとともに感じるバラ。

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コンフィデンス(HT系)  この間My Aroma で創った香りの名前と同じだったので、なんとなく気になった。咲きかけのつぼみもきれいな姿。

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ブルームーン(HT系の青バラ)  別名TAN nacht と書かれていたが、TANの意味がわからないためどんな夜の月のイメージなのだろう?1964年にドイツのタンタウという高名な育種家が作り出したそうだが、ちょっと謎めいていて気になる。香りもとてもしっかりしていて、私の好きな香りの系統、甘いのだが石鹸のような香りと交じり合って、清々しい。つぼみは赤く、ここからこんな色の花が咲くのも不思議。一番のお気に入りのバラだ。ちょっと盛りを過ぎたタイミングだけど、見ていて気持ちが落ち着く。

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スヴニール・ド・ラ・マルメゾン(オールドローズ)  なんと花の中は4つの花があるように、開いても開いても幾重にも花びらが。この形状はクォーターロゼットというそうだ。これを見ても、やっぱりバラは贅沢な幸せの花だと思う。


天候にも恵まれ、帰宅してからも自分がバラの香りをしているように、思いっきり”自然の芳香浴”ができた。
バラだけでなく、鳥の声を聞きながらお昼に深大寺そばを食べたり、芝生でストレッチやハンドトリートメントをするなど、「五感が楽しむツアー」を開催してくださったのは、大泉学園の豊香堂さん。すばらしいおもてなしにツアー主催者とはこうあるべし、も教えていただいてしまった。


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さあ、バラは植えるか、鑑賞か。いずれにしてもバラの研究は、アロマセラピストにとって終わりのない重要テーマだが、このローズツアーのおかげで、毎年毎年この季節を楽しみにやっていけそうな気がする。
(写真はロンドン郊外のバクスタ家玄関に咲く丹精のバラ)


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Comments

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Posted by: ottawa advertising | 10/08/2015 at 11:31

>豊香堂さま

こちらこそ、ツアーがなければ体験できないこと、出会えない方々と、得がたい時間を過ごさせていただきました。ほんとうにありがとうございます。
またいろいろ、お誘いくださいね。今回参加できなかったかたたちも楽しい企画、ウェイティングしております!

Posted by: 京香 | 05/20/2007 at 21:09

なんて素敵なバラ達でしょう!
この度はローズツアーにご参加下さり誠にありがとうございました。お忙しい日日、お時間を作ってくださり厚く御礼申し上げます。

すべての画像はプロのお写真ですが、特にブルーバユー、雫が宝石のよう。こんなにきれいだったかしら?と京香様のスゴ腕に感動です。

バラさんもこんなにキレイに撮影してもらってさぞ嬉しいことでしょう。

美しい瞳の京香様。
ますますお美しくご活躍下さい。今後ともどうぞよろしく御願いいたします。

Posted by: 豊香堂 | 05/19/2007 at 00:19

>plumeriaさん
そう、そのとおりです。この日は最初にダマスク種とケンティフォリア種を見てから他のバラを見たりもしたんです。ケンティフォリアはまだ小さなつぼみだけだったので、香りを比べることはできなかったのですが。

なので、私の好きなブルームーンの精油がほしい~、とかいう気持ちが今むくむくと!なぜならどんなに頑張っても、香りだけは別の場所にいる人に伝えられないし、その場を去ると消えてしまう。
はかないですからね・・・。
精油にしたら、それを残せるって、いまさらながらすごいこと、って思います。

Posted by: 京香 | 05/18/2007 at 10:05

わぁ?!素敵ですね?。(ため息)
私も行きたかったです?。
最近、花屋さんの薔薇は香りがあまりせず、がっかりなことが多いので、ぜひ太陽と土に恵まれた植物園の薔薇を堪能してみたいものです。神代植物公園はひょっとしたら私も小学校以来行っていないかも…。精油の原料を目の当たりにすると、また想像力を刺激されますね♪

Posted by: plumeria | 05/17/2007 at 23:40

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