森の生活、奈須さんのことなど
おととし訪問した北海道の下川から、NPO森の生活の代表、奈須憲一郎さん(以下ナスケン)を、ようやく東京のみなさんに紹介できる機会を設けることができた。昨年末からアロマセラピスト同士の情報交換ワークショップを始めたのだが、その第2回にスケジュールが見事合って講師を務めていただけたのである。
下川ではナスケンはコーディネーターで、実はあまりゆっくり話ができなかった。その後一度横浜の森で森林療法の体験講座があり、そのとき「下川から帰って、その後どれくらい森に入りました?」と聞かれ、それがとてもひっかかっていたこともある。でもその時の再会がご縁をつなげてくれ、今回は終電を逃すまで(!)ゆっくり話をすることもできた。ナスケンとの再会まで、ほんとにたまにしか森には入らなかったが、それでも森が少ない東京で、仕方なくせめて緑がまとまっているところではとりあえず余分にうろうろしてみていたが。
今回のワークショップの話は実際に森に暮らし、多くの都会の人間を受け入れ、森の暮らしのよさを伝え続けているナスケンの今の思いをしっかり話してくれたと思う。だからこれからは、緑にうろうろではなく、もう少し積極的に森に行こうと思う。
ここでいう、自然の森は、人と共生する森だ。自然が大事、といっても、人や動物や、そして木々も生きていく限り、共に暮らすために、人が森に入り、森に手をかけていく必要がある。でも、あくまでも無理のない範囲で。例えば、洗剤はヤシの実から作られたものが、環境に優しい。でも、そのヤシの実を作るために、山を丸刈りにしてヤシだけ植わった山を人間が作ってしまったとしたら?森には複数の植物があり、たくさんの動物がいるのが当たり前だ。でもヤシだけの森には、ヤシの他には管理者たる人間しかいないのだ。これは手をかけるのではなく、あきらかに自然の蹂躙だ。ヤシの森の1枚の航空写真から、「ひとつひとつの商品を使ったりするときに、産地の様子を思い浮かべてほしい」、というこのエピソードの紹介は、都会に暮らす私にとって大きな衝撃だった。薄いマスコミやネットから単純に得る知識だけでなく、森の体験と重ねることで、自然に近づいていけるのではないだろうか。だから森に行こう。
ちなみにナスケンは名古屋の出身、都会のひと。下川になぜかはまり込んでしまった。そのときには地元の人たちとの共生も大事な仕事だろう。ナスケン以外にも、外から来て下川のとりこになって頑張っているひとは、多いそうだ。でも偉大な森をたくさんのアイディアで守り広げていくには、人手はまだまだ全然足りないらしい。今交通広告で「リクルートのキャリアビュー」という広告で、3年限定でリクルートで働いてみないか、というのを見かけるが、下川にも3年限定でもそこで楽しく働いてくれる若者がいたらいいのに。可能性と得られるものはすごく多いところだと思う。
ああ、でも、この10年で浜がとても狭くなってしまった一番身近な自然、七里ガ浜も心配。海の生活も大事にしたい。
ナスケンが置いていってくれた「新月伐採の北海道モミの枝と受け口」
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Comments
TBありがとうございました~!!
私もお返しTBいたしますっ!
京香さんがナスケンさんと深夜語り合ったお話、今度ぜひ聞かせてくださいね♪
Posted by: plumeria | 01/27/2007 at 23:42
仕方なくせめて緑がまとまっているところではとりあえず余分にうろうろしてみていたが。
↑(笑,笑、笑)そんなことしてたんですね,密かに!
写真の枝は、サロンにおいてあったのですね!
なんだろ~と思ってました。来週もまだ元気かな?さわりたい。
森は優しくて、怖い。
森と人間と動物,助けあっていけたらいいですね!
Posted by: meena | 01/27/2007 at 18:24
初めてのトラックバックであたふたしちゃったわ!
Posted by: 森戸です♪ | 01/27/2007 at 15:20