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Independant & Free

お仕事は、と聞かれると、文脈に沿って答えることにしているので、「マーケティング・プランナーです」とか、「アロマセラピストです」とか、時には「自営業です」と答えたりもする。一般的に「おしごと」というと、毎日どんなことをしているのか、を知りたいためのご質問であることが大半なので、これで大体は事足りる。

で、正確にいうと、わたしは「インディペンダント・コントラクター」である。で、そういうと、「???」という方がまだまだ多いので、実は言わないのだが、今のような雇用環境下では徐々に注目されつつある働き方だ。「会社員です」という答えがあるとすれば(会社員もほんとはどこで何をしているかを聞かなければひととなりはわからないが、一般的にこう答えると大体の人は許してくれる)、それにあたる言葉だ。インディペンダント・コントラクターについてはこちらに正確でわかりやすい紹介がある。私もこのインディペンダント・コントラクター協会(略称・IC協会)の会員でもある。

これをあえて今ここに書き出したのは、先日、それについて再度考えるきっかけとなった印象的なお話を聞いたからである。来年から、神奈川県内の限定だが、バッチホリスティック研究会のバッチ国際教育プログラムのレベル1の講座を開催してよいというPTT(プラクティショナー・ティーチャー)講師の認定をいただき、研修会に参加したときのことである。オブザーバーでいらしていた、新逗子クリニックの石川先生のご指摘。


「プラクティショナー、セラピストであるならば、自由な立場でいることをお勧めしたい。
なぜなら、企業などに属した仕事をしていると、クライアントが必要としたときに、時間的・空間的制約から、今どうしてもその助けを必要としている人の場に行くことができない可能性を高めるからである。」
バッチのPTT講師であることによって、その要望度がさらに高まることを考えると、さらにできればそのような立場(例えば医師なら開業医の方が、という例を挙げられた)にあったほうがよい、ということであった。
「バッチ博士の言う、自由でいること、ということを、もう一度考えてみてください」ということであった。

アロマセラピストでもバッチのプラクティショナーでも、正社員や派遣社員などが本業の人も多い。それには様々な要因があり、その良し悪しを論ずる立場でもない。ただ、私自身が、自由な、インディペンダントな立場で、複数の企業と契約をして仕事をさせていただいていることは、実はセラピーのために私のオフィスを継続的に訪れてくださるクライアントさんのためには、必要かつ不可欠な環境であるのだ、と間違いなく言える。インディペンダント・コントラクターの立場では、依頼いただいた仕事は、常に期待値の120%でお返ししなければならないと考えるが、そこに到達するための私の時間の使い方は私自身が自由に組むことができる。ある日どうしてもアロマのお客様がトリートメントを希望されたら、企業の契約業務のレポーティングの仕上げが納期に間に合うのであれば、どれだけの長時間のご希望でもお受けすることができる。そう、どれだけの長時間でも。トリートメントのあと、どれだけ思いが噴きだしてお話がとまらなくても、自由な立場でいる限り、それを遮ってお帰りいただく必要もないからだ。
もちろん、逆に契約企業の課題が、あるとき極めて緊急を要する状況にあれば、私はそれをまた第一優先にもするだろう、という自由さも、自分自身を楽しく仕事に向かわせてくれる原動力である。

「バッチ博士の遺産」には、いつでも助けをもとめる人がいればすぐに助けることができるようにしておくことが大事であると書かれている。「自由であること」は、そのことのために求められるべきだから、と。

インディペンダントは自由であるが、だからこそ必要とする人との間には密接な関わりが持てる。
それにおいて、インディペンダントは「ひとりでいる、やる」ではなく、社会や人びととの間に大切な契約がある、ともいえる。

これが私がインディペンダント・コントラクターとして、企業から個人まで、様々なお悩みを解決する策を一緒に考えるサポーター業務を行う原点である。

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